モンスターペイシェント、クレイマー 鬼要求の具体例

医者なら誰でもなる可能性がある。(患者さんのことを語る前に、まず、医者の方を少し。)

ヤブ医者』ではない。仕事も順調、検査、技術も優れているから、大丈夫と考えている先生が実は危険です。

決めるのは、患者さんや医療従事者の方が、この先生は『ダメ』と評価する。

医療技術、能力なども重要であるが、最重要なポイントは『周囲とのコミュニケーション

医者』は、『医療現場』、『研究現場』では、責任感を持つ、中心的な役割を期待されている。

『自分勝手な言動に終始』、『自己満足に浸る』と、『リーダー』どころか、能力が無いと周囲はみなす。

以上が克服できていないと、いつでも『ヤブ』と評価される可能性があります。

『モンスターペイシェント』直訳→『怪物患者さん』

飲食業』、『小売業』などでも話題になります。どこの世界にでも、理不尽な要求を突きつけたり、居座ったり、仕事を妨害しようとしているとしか考えられない『モンスター』、『クレイマー』が存在します。

医療業界』も『モンスターペイシェント』、『クレイマー』に困っています。

コロナウィルス感染症』が拡大し、『クリニック』、『病院』を受診していなかった方々の来院機会が増えた。

受診に慣れていない。戸惑う。結果、感情的に成って爆発する。

⚫︎一定の割合で、『非常識』、『自己中心的』な人間は存在する。

そういう人間が、『モンスターペイシェント』、『クレイマー』になる。

⚫︎モンスターペイシェント』、『クレイマー』は、『自らが問題の当事者』との自覚が無い場合もある。

正当な主張をしている。『自らは正義』と思い込んでいる。

『クリニック、病院は、理不尽であるので、自分は正しているのだ』と甚だしい勘違いをしている。

⚫︎モンスターペイシェント』、『クレイマー』には、『自らが問題の当事者』と自覚のある場合もある。

『反社会的勢力に属する方』、『トラブル狙い』、『お金目的』

『医療ミス』、『コミュニケーション不足』があろうが、診療を妨げるのは『不法行為』、『業務妨害』にあたります。

あとで面談すると約束するか、ひどい場合には警察を呼んでください。

⚫︎民事不介入』を語って、現場に来ない『警察』が居るようなら、地域の『医師会』から抗議してください。

⚫︎当院の地区は、『警察』の迅速な対応がない場合、『検死』、『自死、事故死などの際の医師の協力を行わない』と強気に抗議します。

⚫︎待合室』から動かない『アルコール依存症の患者さん』、『睡眠薬を貰うまで居座る患者さん』を速やかにパトカーで連行してくれます。

『モンスターペイシェント』、『クレイマー』の具体例

怪物患者さん』、『クレイマー』と呼ばれて悲しくないのか?自分だったら絶対に嫌ですけど、こういう人は価値観が違うので、理解不能です。

一定の割合で世の中に存在する良識の欠如した人間、人格障害の人ですから、根本的な問題解決は困難です。

⚫︎感情でぶつかり合っては意味がない。

⚫︎合法的に対応する。

⚫︎個人的、1人で対応しない。

⚫︎他人任せにしない。

⚫︎録音、録画されている可能性があるので、不用意な発言や、ボディータッチを控える。

どこの『モンスターペイシェント』、『クレイマー』対応マニュアル、研修で同じことを言われています。でも、『モンスターペイシェント』、『クレイマー』って、まず、撲滅は難しいです。

⚫︎人口の一定割合で『モンスターペイシェント』、『クレイマー』に成る下地(人格)の人がいるから。

なので、どの業種も『クレイマー』に困っている。

*『クリニック』に来院して、返金を要求する『クレイマー』

60歳代の女性B。胃もたれ、背部痛があり、『Aクリニック』を受診。

Aクリニック』のA院長は、丁寧に診察し、血液検査、胸部レントゲン、心電図検査を行った。

異常はなかったが、消化器症状(胃もたれ、消化不良)が強かったため、上部消化管内視鏡(胃カメラ)、腹部超音波検査(腹部エコー)を行った。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)、腹部超音波検査(腹部エコー)に異常は認めなかった。

女性Bは、A院長に『異常はなかった』と伝えられる。その日の受付で、『異常がなかったので、お金を返して欲しい』と1時間以上、居座る。

→A院長:丁寧に説明し、返金せず、なんとか帰宅させる。

→女性B:弁護士に相談するも相手にされず、医師会に『クレーム』

医師会の対応

⚪︎日本の医療は、『検査』、『手技』、『診療』に対して医療費を支払われている。

⚪︎出来高制ではないので、『異常がなかった』、『癌があった』などの結果で医療費、支払いが変わるわけではない。

ブラックの余計な一言』:異常がなかったことが証明されたので、その証明料を支払って貰えるのですか?そういうことでしょ?

(→面談後、医師会長に無茶苦茶に怒られる。相手を挑発したり、追い詰めてはいけないってことでした。まあ、そうですけど、こういう社会の問題児は、少々、痛い思いしないと分からないから。医師会、行政などの組織に属している場合、論理的にねじ伏せて良いと考えています。)

(舐めてるんですよ、コイツら。公務員、会社員、従業員、医者、看護師さんとか、何も言い返すことができないって考えていますよ。)

結果)女性Bのご主人が、『ご迷惑をおかけしました』って、『AクリニックA院長医師会に謝罪に来られました。

*『コロナウィルス』PCR検査費用以外の料金の返金を求める『モンスターペイシェント』。

結構、全国各地で起こっている問題です。行政の説明、広報不足に大きな責任がありますので、猛省を要求します。

広報、説明していると、『クレイマー』の頻度が減るのか?って言えば、多分、大して減ることはないです。

⚫︎コロナウィルスPCR検査』に関わる費用は公費(行政が負担するので無料)、それ以外は医療費と説明しているにも関わらず、コロナウィルス感染拡大中、『待合室』で返金しろ、と大声で怒鳴る。居座る。

60歳代、男性C。38度の発熱、咳、喉、頭痛があり、『Dクリニック』を受診。

咳、呼吸器症状が強く、診察後、胸部レントゲン検査を行い、肺炎が無いことを確認。

⚫︎血液検査、『コロナウィルスPCR検査』を施行した。

⚫︎検査の結果、PCR検査は陰性であった。

⚫︎男性Cは、内服後、解熱して回復。受診の1週間後、『Dクリニック』を来院。

D院長に対して、『コロナウィルスPCR検査』以外の検査も無料だと思っていた。

有料だったら来院していない。検査も受けていない。

コロナウィルスPCR検査』以外の検査が有料と説明がなかった。

返金しろ』と『待合室』、『受付』で怒鳴り散らして、1時間以上、診療に支障が出る。

結果)D院長は、かなり渋ったが、結局、5000円程度の診療費を返金した。

発熱して辛い時には、検査を受けて、処方も受けて、費用を支払って帰ってるくせに。

回復して、『Dクリニック』の診療が忙しい時間帯に突撃して揉める。

有料だったら、受診していない』、『PCR検査以外の検査は受けていない

治ったから言っているだけだろうし、PCR陰性だったから言っているだけであろう。

処方箋料も負担しないといけなかったので、無処方で帰宅したのか?本当に?

ちょっと、セコくないか?正に『モンスターペイシェント』でしょ。

こういう人間とは、仕事だけでなく、関わりたくないです。どんな生活してるのか?疑問です。

こういうことを言い出したら、検査前に全検査の費用を説明し、承諾を得て署名を得る必要が出てきます。現実には無理です。

⚪︎患者さんは、医師を信頼して、医療、検査、診療などを行っており、甚だしく高額な医療を行わなければ、日常診療で問題になることは、通常ありません。

⚪︎経済的に困窮されている方に強引に検査を行なったり、過剰な医療を行わなければ、通常診療で問題視されることは、国民皆保険、保険診療を行っている我が国では、稀有である。

時代が変わってきているので、大まかな値段、検査の必要性を話した方が無難な時代になってきました。

経済格差が広がっているということでしょう。モラルの低下もありそうです。

*D院長:『確かに費用に関しては直接、患者Cに対して説明をしていないので、仕方なく返金した。』、『診療が止まって、事務員が辛そうだったから。』、『コロナウィルス感染症、発熱者に対して、懸命に医療をおこなっているのに、やってられない。』と怒り後に落胆。

同様の事例が全国で頻発し、行政、自治体、医療機関が、費用に関して説明するようになった。

男性Cは、『俺のおかげで医療機関が説明するようになった』と考えているのでしょうか?

会ったこともなければ、会う気もないし、議論どころか向かい合いたくない方なので、興味ありません。関わりたくありません。

*順番通りに診療しているが、既に理解できない『ご高齢患者さん』。

高血圧で通院中、87歳、男性E。

待合室に来た時に誰も居なかった。実は、その時、その前に来院した患者さんは、心電図検査を行なっていて、待合室にいなかっただけ。

当院』は、来院した患者さんに順番通りに記名いただくので、その順番も男性Eの方が後。

男性Eが、体重を測っている時に、心電図検査を行なっていた患者さんの検査が終わり、待合室に戻る。

男性E:『この患者さんは、自分より後に来院した』と思い込む。

順番通り、心電図検査を行なっていた患者さんを先に診察し、男性Eをその後に診察。

男性E:『なんで順番通りに診ないのか?』と激昂。

順番通りですよ、と説明するも、頭に血が昇って理解できない。

→ブラック:『すみませんでした。ごめんなさいね』って謝っておきました。

語弊はあるかもしれません。でも、忙しい中、この老人に対して、患者の記名欄を見せ、カルテ番号を見せ、『あんた、間違ってるよ』って説明する時間と労力が勿体無いと判断しました。

以後、男性Eが来院したら、他の患者さんを飛び越えて、血圧を測って短時間診療です。

おそらく、年を重ねて『馬鹿にされた』、『順番を追い抜かされた』って考える人です。

向き合うだけの時間がもったいないし、血圧の薬さえ飲んでいてくれると問題ない。

説明しても、『捏造した』、『改竄した』とか言い出しそうだし。。。こういう人、哀れだなって感じます。

記名欄を確認して、受付の事務さんに順番を確認する能力すら無い。

自分の思い込みであるが、冷静に情報を収集し、整理できない。

年齢の影響だけではないでしょうが、こういう行動、言動の患者さんが増えています。

現在、自分が優先的に早く診療を受けている。(試しに順番を跳ばし、早く診察してみたのですが。。。)

他の患者さんを先に診ないとダメだろ』って言わない。『所詮、その程度の人間性』って評価しています。

サッサと診察を終えて、こちらもストレスフリーです。他の患者さんは、何にも言いません。(言われても、あの方は、加齢性の認知症疑いで、感情失禁で暴れ始めます、って説明しますけどね。。。

診察の順番は、緊急性、検査内容、病状につき、変わることがございます』って張り紙しているし、基本、順番通りに診療しますけど、

『男性E、あなたの待ち時間が長くなると、医療従事者にとってストレスなので、サッサと診て返します。月1回の診療だし、電子カルテの診察待ちのところに、アンタの名前があるだけでストレスですよ。』

⚫︎どの職業も、一定の確率で存在する『モンスター』、『クレイマー』に悩んでいます。

⚫︎大多数の患者さんは、病気を持っておられ、苦しんでいるので、丁寧、親切に医療を尽くします。

⚫︎モンスターペイシェント』、『クレイマー』→『医療従事者の方』の心を折るような言動を慎んでください。

⚫︎『モンスターペイシェント』、『クレイマー』→『医者のくせに』、『看護師のくせ』、『病院として』とか、ご高説賜らなくても大丈夫ですから。

⚫︎郷に入れば郷に従え』ですので、従って欲しいものです。

→従わないし、理解できないから『モンスターペイシェント』、『クレイマー』に成るのでしょうけど。。。言うだけ無駄なので、やはり、関わりたくないし、向き合いたくないで人達です。

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