東和ハイテックの保険証リーダー メディコム電カルに最適

お勧めは、東和ハイテックの保険証リーダー。

◉導入して最も嬉しかったこと:保険証リーダーの読み取り画像が綺麗なので、新患さん受付後、診察室で速攻、保険証を見ることができる。(新患さんの職業が気になる。)

当院は、メディコム社の電子カルテを導入しています。この電子カルテと相性の良い保険証の読み取り機器が東和ハイテックさんの保険証リーダーです。

○メディコム社の電子カルテのシェアは20%程度です。ということは、東和ハイテックさんの保険証リーダーを勧めることは、多くの先生のクリニック経営に貢献できると思って記載しています。

大学病院、民間病院、他院などで電子カルテ、健康保険証リーダーを見て回り、実際に使用してみました。

保険証リーダーと電子カルテとの相性が今ひとつだと、健康保険証の文字、番号認識が悪く、結局、手入力に成ってしまいます。医療事務さん手入力でカルテを作成するので完全に二度手間です。

メディコム社の電子カルテと、東和ハイテックさんの「PFU、FI65FG、健康保険証リーダー」は相性が抜群だと痛感し当院に導入しました。現在まで読み取りミスが一度もありません。画像も綺麗です。

電子カルテ導入を検討されている先生、経営者の方が居られましたら、是非、付属医療機器との相性を確認してから購入された方が良いと思います。

健康保険証リーダーやセルフレジシステムなどの付属機器は、明らかに電子カルテとの相性があります。

高い買い物をして、誤作動、フリーズなどを繰り返していると、外来診療中、忙しいのにイライラします。看護師さん、医療事務さんも同様ですが、何より患者さんを待たせてしまいます。(費用については後述をご参考ください。)

相性の良い医療機器を選び、導入することは、診療時間の短縮と業務効率化に直結します。

診察する医療従事者側は、診療時間に医療事務さんのカルテ作成時間を含んでいませんが、診療を受ける患者さん側は、受付をしてから帰るまでが診療時間と考える傾向にあります。要注意です。

●クリニックを受診。窓口、受付でカルテの作成に時間がかかる。

●診察時間は長くても10分間以下。相対的に患者さんは他の業務時間を長く感じる。

●処方箋発行、支払い、領収証発行に時間がかかる。

●「3分間診療の1時間待ち」、「いつまで待たせるのか」と患者さんがキレ始める。

上記の悪循環をクリニックで発生させない為、医療事務さん、看護師さん、先生の各部署で業務を効率化するしかありません。結果、他の医療機関と差別化できるので勝ち組になり得ます。

カルテ作成、保険証確認は手間でしかない。

クリニックの業務は多岐にわたっています。医療事務さん、看護師さんは、医療以外にも多くの業務をこなしています。再来の患者さんでも大変なのに、外来診療が混み合っている時に新規の患者さんが来院すると、医療事務さん、看護師さんに大きな負担がかかります。

●保険証の確認、内服薬の確認、既往歴、病歴の入力など。

●現在の病状の記入や、診療情報提供書の電子カルテへのスキャンなど。

上記業務後、診察、検査への流れに沿って患者さんを誘導していかなければなりません。こんな時に、カルテの情報が手入力、診療情報提供書をコピーする、薬手帳を書き写す、など、レトロな作業に追われていては従業員さんは疲弊してしまいます。

いくら職員さんの数が多くても、業務の効率化を行わなければクリニックは成長できません。電子カルテ、健康保険証リーダー、セルフレジなどを導入して、業務の効率化を行わなければ退職者すら出始めます。

◉退職者が出る理由。

●忙しいのが嫌。バタバタしていて、先生や同僚がイライラして怒られる。ミスが増えて注意される。

●他のクリニックの方が業務が効率化されている。心に余裕を持って働くことができる。

●紙カルテで忙しい。残業が多い。月初のレセプト請求が忙しい。

●業務と給与のバランスが悪い。キツイのが嫌。

上記理由で職員さんが離れてしまいます。逆に、電子カルテ、健康保険証リーダー、セルフレジなどを導入することで、機器についていけない、と退職される方も出ると思います。

こういうケースの退職は仕方がありません。クリニックの成長についていけないだけですし、進化、進歩、多様性を受容できない人に合わせているとクリニック自体が沈んでしまいます。

業務の効率化、多様性の受容、革新についていけないということは、先細る、衰退するということと同義なので、冷たい様ですが、仕方がないと思わないとクリニックは成長しないと考えています。

◉成長段階での退職者は、一定の割合で生じるものです。ある程度、職場が成熟すると、退職者は生じなくなります。

保険証リーダーの値段。

色々な業者の健康保険証リーダーを見てみましたが、どの会社も100万円以内で購入可能でした。一番重要なのは、値段、大きさ、電子カルテとの相性です。

◉クリニックによっては、65万円前後で導入しています。当院は85万円で導入したと記憶しています。

せっかく購入しても、場所を取る、使いにくい、読み込みが悪い、などでは意味がありません。

導入している電子カルテの種類と、最も頻用されている健康保険証リーダーを業者に持ってきてもらい、まずはデモ機を借りて使用してみると良いと思います。

1〜2週間使用して、誤作動、読み取りミスなどの問題がなければ購入しましょう。

○使用する医療事務さんの意見を最重要にする。

○メンテナンスの頻度、保証期間の確認。

○値引き交渉。

上記を徹底した方が良いと思います。当院は、健康保険証リーダーを購入しましたが、リースを考えている先生は顧問税理士の先生にご相談ください。いずれにしても、労働力、手間を考えると安い買い物です。

健康保険証リーダーに慣れると手作業がバカらしくなり、今まで何だったんだ?と思うようです。当院の職員さんの感想です。傍で見ていても全くの同感ですが、新規患者さんのカルテのできる速度に感動しました。時代の進化は恐ろしいです。

◉電子カルテと健康保険証リーダーで最も良かったこと。

上述しましたが、診察室での感想です。新規の患者さんが来院、受付されると、電子カルテに名前が表示されます。もちろん、初診ですから名前に見覚えがありませんし、電子カルテの表示も初診です。

電子カルテから患者さんの保険証を閲覧できます。カルテが回ってくる前に、どのような患者さんか?保険証を見て確認できます。

クリニック、病院に来院する患者さんには色々な患者さんがおられます。社会保険であれば、どのような会社に勤めているのか分かります。保険証を確認できるのは医者にとって大きいです。

受付で大声で話している新患さんの場合、「一体、何者?」と感じます。電子カルテから保険証を閲覧し、保険の種別を確認します。国民健康保険なのか?社会保険なのか?

・国民健康保険:自営業の方、高齢者の方など。

・社会保険:会社員の方。会社名を確認できる。

ちょっとしたことですが、電子カルテと保険証リーダーを導入していると、診察の片手間に大声で話している新患さんが何者かを推測できます。

逆に、紙カルテの場合、紙カルテが診察室に回ってくるまで、新患さんを診察するまで、どんな人なのか分かりません。個人的にストレスを感じていました。

電子カルテを導入されている先生、される予定の先生は、是非とも健康保険証リーダーの導入をご検討ください。当院は、導入して全く後悔がありません。