生命保険診断書。医者が書きます。生命保険会社の鬼対応の具体例。
●『生命保険会社』の『診断書』は、入院していた病院の主治医の先生、通院先の『かかりつけ医』の先生が記載します。
●入院中に多い『診断書』は、『心筋梗塞』、『狭心症』、『癌』、『心不全』、『肺炎』など。
●通院中に多いのは、『生命保険会社』に加入する際の『診断書』、『証明書』。
→糖尿病があったり、喫煙歴があると、『保険料』が高くなるようです。
⚫︎『生命保険会社』って、加入して、元気で居れば居るほど、『生命保険会社』が得をします。
→加入した方は、元気で良いことですが、結果として『生命保険会社』に支払ったお金は『無駄金』です。
→『掛け捨て』は完全に無駄金。それ以外の保険は『返戻率が100%』を超えないと、解約すると損です。
⚫︎『生命保険会社』は、狡猾なので、『何かあった時のために』、『お子様のために』、『何かあったとき、ご家族に残してあげてください』って加入を勧めます。
⚫︎『生命保険会社』には、加入者の生活レベル、将来設計を考えていない『無能社員』も居ます。
→『生命保険会社』から見れば『有能』でしょうが、加入者から見れば『無能』です。とりあえず加入させることに全力を注ぐ社員です。
◉加入するときはニコニコ。支払うときは『渋く、ケチ』、若しくは『鬼対応』します。
癌の入院補償。鬼の減額対応。
◉40歳代、女性。子宮頸癌のために入院。心臓病があり、相談を受けました。『生命保険会社』の『鬼対応』。
・不正性器出血が続き、病院に入院。
・持病に心臓病、弁膜症、不整脈があり、抗凝固薬(血液サラサラの薬)を内服していた。
・心不全傾向であったため、『循環器病棟』に入院。貧血が進行していたため、輸血を行った。
・『循環器病棟』入院中に『婦人科』にコンサルトを行い、入院7日目に婦人科を受診。
・入院7日目、子宮頸部に腫瘍を確認。組織を採取し、腹部エコー検査、腹部MRI検査を行った。
・入院12日目、病理組織の結果、『子宮頸癌』と確定診断。
・入院21日目、出血のコントロール、心不全のコントロール良好となり、一旦、退院。
・退院後1ヶ月、『婦人科』に入院して、手術を行なった。
*主治医(ブラック)が、『生命保険会社』の診断書を記載して、患者さんにお渡しした。
*『生命保険会社』に提出する『診断書』は、『入院補償』、『癌保険』の『診断書』であった。
結果)『生命保険会社』の対応が鬼でした。
1)『入院補償』については、満額、支払われる予定である。
2)癌によって『入院』した場合には、1日あたり、『1万円』の『入院補償』が上乗せになる『癌特約保険』であった。
⚫︎『子宮頸癌』と確定したのは、『病理組織診断の結果が出た入院12日目』なので、『入院12日目』以降しか、『癌の特約入院補償』を行わない。
⚫︎『入院1日目〜入院11日目』は、『心不全』による入院であるので、『癌の入院ではない』。
→患者さんから相談があったので、『生命保険会社』に直接、電話。
『生命保険会社』:病理組織の結果で癌が証明された段階から、『癌の入院補償』を行います。
ブラック:『癌の入院補償』には、『癌』による医療、手術などの入院に対して、『癌の入院補償』『1日1万円』と記載してある。『診断確定とは書いていない』
『生命保険会社』:『診断書』の詳細を見て判断しています。
ブラック:『診断書』の『病名』の一番最初に『子宮頸癌』と記載してある。入院日と診断日が同じですよね?
『生命保険会社』:『心不全』、『貧血』の治療を行なっておられるので、『癌の入院ではありませんよね?先生は、循環器の先生ですし。。。』
ブラック:『子宮頸癌』から出血して、貧血で血液が薄くなって、『心不全』になった。『子宮頸癌』の出血が無ければ、心不全が悪化することも、輸血することもなかったはずです。今回の入院の主たる病名、病因は、『子宮頸癌による出血』ですよ。
『生命保険会社』:会社の決まりでして。。。
ブラック:嘘ついたらいかんよ。あんたの『保険会社の契約書』を患者さんから預かっとるけど、『癌の入院補償は、癌による手術、入院など』と記載してある。『診断確定以降とは書いていない』。明らかな癌の場合(多くは末期状態)には、病理診断が行われないこともある。その場合は、どうなるのか?
ブラック:『診断書』に記載したとおり、今回の入院は、『子宮頸癌』からの出血による『心不全』の悪化です。オタクの契約書類に従って、『癌による入院』に対して、『癌の入院補償』を支払ってください。
*『癌の入院補償』は、入院初日から支払われました。
*患者さんは、相談する方が居られませんでした。
→相談相手の居ない方に対して、鬼のようなことをする『生命保険会社』に対して、怒りが湧きました。
癌の補償。支給しない鬼『生命保険会社』。
◉70歳代、男性。狭心症、高血圧で通院中。
・3年前、脇、背中に赤い湿疹、タダレができた。
・塗り薬、内服薬の抗生物質を処方も改善がなく、皮膚科より大学病院に紹介。
・皮膚の組織を病理に提出した結果、『皮膚リンパ腫』であった。
●『生命保険会社』に『皮膚リンパ腫』であったことを伝えた。
●現状、『皮膚リンパ腫』の急性増悪はなく、大学病院での外来経過観察のみである。
1)『皮膚リンパ腫』は、癌ではないので、『癌保険』の『保険金は支払われない』。
3年経過し、『皮膚リンパ腫』の悪化は無いが、一人暮らしであり、『生命保険』の見直しを行うこととした。
→『生命保険』の『癌保険』の項目を見ると、『癌、肉腫、白血病、リンパ腫などの悪性疾患』と記載してあった。
→『生命保険会社』に連絡すると、『皮膚リンパ腫』は癌ではないので、『癌保険』は支払われない、との一点張りであった。
⚫︎『解約』を申し出ると、確認します、と述べる。
→3年経って、『解約』の話が出たら、急に『癌保険』を支払うと言い出す始末です。
→黙っていたら、そのまま放置して、保険料だけ延々、払わせるつもりです。
結果)『皮膚リンパ腫』に対して、癌の保険金が支払われました。
●全く、個人的な見解です。『入院』、『入院治療』、『手術』、『癌』、『死亡』などにつき、『生命保険会社』の診断書を沢山、記載してきました。
●『生命保険会社』って、減額しようとしたり、支払いを渋ったります。個人的に信頼度は限りなくゼロに近いです。
●『加入』するときは、ニコニコ営業して入りやすくですが、『返金』、『支払い』などは、鬼のように厳しい。
●保険代理店で信用できない営業をする人間が居ますので、気をつけて貰いたいです。結構な頻度で、『金融庁』から『指導』を受けたり、『違法行為』、『詐欺』で捕まっている人間がニュースに出ています。
じゃあ、保険に入っていないのか?
●『クリニック』を経営していると、『院長先生』に、もしものことがあった時に困ります。
→死亡や、脳梗塞、脳卒中、事故などで『院長』として『クリニック』を継続できなくなった場合の補償が必要。
●いつか、死ぬ時がくる。子供に対して、『相続税対策』、『死亡保険金』を残した方が良い。
●『退職金』のために、『医療法人』、『会社』で『生命保険』に加入する。
色々な理由がありますが、『生命保険』=『悪』というわけではありません。
10社近くの『保険会社』の保険の加入歴があります。詐欺まがいの『保険会社』に相当に金を取られました。泣きそうな思いで、信頼できる方に紹介してもらった保険会社は、
◎『プルデンシャル生命』
・派手な広告、宣伝をしていません。
・『営業マン』が優秀。かつ、会社の規則が厳しく、少しでも違反すると解雇になる。
・『営業マン』が、生活費、子供の学費、ライフプランを組み立ててくれるが、『他社と比較して抜群に優秀』。
・外資の大手、倒産のリスクが低い。国内の怪しい『保険会社』よりマシ。
・顧客にマイナスになる加入や、代理店の手数料目的の加入が無い。
・紹介でなければ、『営業マン』は来ない。
・『プルデンシャル生命』に加入している人は、資産を持っている方が多い。
数多く騙されたブラックだからこそ、此処は大丈夫だって感じて、加入しています。
(『生命保険会社』の『保険加入』は、自己責任でお願いします。甘い話、うまい話で加入させる『保険会社』ほど怪しいものはないです。これまでの経験から。。。)
『プルデンシャル生命』については、こちらです→https://www.google.co.jp/aclk?sa=L&ai=DChcSEwihzdf7hZr2AhUVmMIKHSqeAREYABAAGgJ0bQ&ae=2&sig=AOD64_23fPuPZN-6PJyRnaIt0EkpavBWvA&q&adurl&ved=2ahUKEwjgss77hZr2AhUprlYBHXksBwwQ0Qx6BAgDEAE